看護師には様々な業務があるため、患者のことやケアのことなどで様々な悩みを抱えています。その中でもプリセプターとなった看護師がさらに抱えてしまいがちなのが、新人教育に関する悩みです。
医療機関によってはプリセプター制度が導入されていないところもありますが、その場合は新人教育を任される看護師が必ずいるため同じような悩みを抱えることになります。
そんな看護師の新人教育の悩みとしては、新人がなかなかこちらの意図を理解してくれなかったり、思ったように教育できないなどの内容が多く見受けられます。ただそれ以上に多く見られているのが、新人教育と自分の業務が両立できないという悩みです。
このような新人教育の悩みを解消するためには、自分だけで悩みを抱えないことが大切です。
プリセプターや新人教育を担当することになると、ついつい自分が頑張らなければならない、お手本となるために新人に弱いところを見せてはならないと考えてしまいがちです。このような考えで新人教育をしようとするとなかなかうまくいかないことが多く、結果的に様々な悩みを抱えてしまうことになります。
様々な悩みを抱えないためにも、まずは新人教育やプリセプターがどのようなものなのか、役割をしっかり理解する必要があります。その上でわからないところや悩みは上司や同僚などに相談したり、直接新人に相談したりすることも大切です。
そうやって悩みを共有しながら新人や他の看護師とコミュニケーションを図っていくことが、最終的に悩みを解決する糸口になるでしょう。